この記事は
✔️これからミルク育児をする全てのママ向け
✔️この記事を見ると、ミルクを作る一連の流れがわかります。どんな時にどんなアイテムを使うのかもイメージできるはず^^
✔️知らない間にやってるNG行動?抵抗力の弱い赤ちゃんだからこそ気をつけたい、NG行動も紹介します。
(!)ミルク作りの概要をメインとしています。具体的な商品の話はしていませんのでご注意ください。
必須アイテム5選!
揃えるべきアイテムは、①粉ミルク、②哺乳瓶+乳首、③洗剤用品、④消毒用品、⑤お湯を沸かす道具(+お湯を保温する道具)、の5つです。最後の1つは家にあれば新たに買う必要はありません。
まずはなんと言っても「粉ミルク」。液体タイプもありますが、便利な分料金も高いので普段使いにはオススメしません。そして、赤ちゃんに飲ませる専用のコップが「哺乳瓶+乳首」です。免疫の弱い赤ちゃんは専用のコップも清潔に保つ必要があるため、赤ちゃん専用の「洗剤用品、消毒用品」も必要となります。
また、生後数ヶ月は1日8回前後ミルクをあげるので、「お湯を保温するポットや魔法瓶」も必需品。ミルクをあげる度にお湯を沸かしてもいいのですが、お腹が空いて泣いている時に沸騰を待つ時間ほどつらい時間はないのでオススメはしません(泣)。母乳メインであれば必須ではないと思います。
ミルクをあげる流れを所要時間と一緒に、詳しく説明していきますね。ぜひイメージしながら読んでみてください。
★必須アイテム5つの選び方はこちらの記事に(追加予定)
まずはイメージしてみよう!
STEP0. 赤ちゃんが泣く【突然】
赤ちゃんがミルクが欲しいと泣き始めたら、ミルク作りスタートです!作りおきは、雑菌が繁殖しやすく赤ちゃんへのリスクが高いため、あげる都度作りましょう!
【NG】ミルクの作りおき
STEP1. ミルクを作る【3〜5分】
ミルクの作り方を簡単に言うと、母乳の代わりになる粉ミルクを哺乳瓶に入れ、それを70度以上のお湯で溶かして作ります。飲ませる時は必ず人肌(40℃前後)まで冷やします。具体的にみていきましょう!
1-1.手を洗う
まずは手を石鹸でしっかり洗います。赤ちゃんは免疫力が低いため、入念に洗いましょう。
1-2.粉ミルクを哺乳瓶に入れる
ミルクをあげる量に応じて、専用の計量スプーンで正確にスリキリ1杯ずつ入れていきます(便利な小包装タイプもあります!お値段は少し高めです)。パッケージにあげる量の目安が書かれていますが、あくまで目安なので実際に飲む量をみて調整していきましょう。
1-3.お湯を入れ、湯冷しを入れる
粉ミルクを入れたら、 70度以上のお湯を、作りたい量の2/3まで入れます。乳首をつけ、哺乳びんを軽く振って粉ミルクを溶かした後、作りたい量まで湯冷ましなどを加え、軽く混ぜ合わせます。赤ちゃんに飲ませる時の温度は人肌(40℃程度)まで冷やす必要があるので、一度沸騰させた水を湯冷ましとして使うと早く適温まで冷ますことができます。
【NG】50度のお湯だとダメなの?(記事一番下で、理由も一緒に説明します)
【NG?】湯冷ましの代わりに、市販のミネラルウォーターや水道水を使うのは?
STEP2. ミルクを飲ませる&ゲップ【10〜20分】
哺乳瓶に乳首をしっかりはめて、飲ませます。成長するにしたがって飲む量や吸う力も変わるので、成長段階に応じた乳首で飲ませてあげます。メーカーにもよりますが、SS〜2Lサイズなど幅広くラインナップがあります。ミルクをあげたらゲップを出させるところまで忘れずに。
★授乳クッションは必要?楽なあげ方、腕が痛くなるあげ方(追加予定)
STEP3. 哺乳瓶と乳首を洗う&消毒する【〜5分】
生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が弱いため、哺乳瓶と乳首は赤ちゃん用の洗剤で洗った後、消毒も行います。消毒方法には大きく分けて、煮沸消毒、薬液消毒、レンジ消毒の3つの方法があります。
(余談)「消毒は必要ない」と明言する研究者もいるようです。個人的には、生後3ヶ月くらいまでは消毒は必要と考えています。筆者は1歳になるまでは消毒していました。(参考:朝日新聞記事)
実はこれ、どの方法でも意外に時間がとられます。どのくらいかというと、私の選んだ”薬液消毒”では、不慣れな頃は、1日にかける時間は1回5分×8回。しかも哺乳瓶と乳首の数が2セット以下だと、この工程を夜中も行うことに…。個人的には、消毒している間に完全に目が覚めてしまうのが一番辛かったです。哺乳瓶と乳首を3セット以上用意することを強くオススメします‼︎
★3つの消毒方法のメリットデメリット★(追加予定)
★薬液消毒の揃えるべきグッズ★(追加予定)
★哺乳瓶セット3本最強説★(追加予定)
★哺乳瓶の消毒、本当に必要?(朝日新聞の記事にジャンプします)★
★ミルクを作る時、この行動はNG?OK?
【NG】粉ミルクを溶かす時のお湯が50度
⭕️お湯は70℃以上で。
【理由】粉ミルクには、乳児に危険を及ぼす可能性のあるサカザキ菌やサルモネラ菌が増殖してしまう可能性があります。国内メーカーで安全と言われていても、この可能性が0ではありません。70度以上のお湯で死滅するため、70度以上のお湯でミルクを作る必要があります。確かに70度・以上のお湯だと冷ますまで時間がかかりますが、湯冷ましなどを利用しましょう!
【NG?】市販のミネラルウォータ△、水道水◯△
⭕️ミネラル成分の少ないもの(軟水)など条件に当てはまるものであればOK
ミネラルウォーターは△、水道水は△よりの◯。調べてみると、ミネラルウォーターはミネラル成分の少ないもの(軟水)など条件に当てはまるものであればOKのようです。水道水は、ミルクメーカーによってはOKと記載がありましたが、水道水に含まれるカルキは赤ちゃんの胃腸に負担になる可能性もあるという記事もあったので、△よりの◯にしています。
【NG】ミルクの作りおき
⭕️あげる都度作る
【理由】作りおきには雑菌が繁殖しやすいというリスクがあります。免疫力の低い赤ちゃんは、少しの雑菌でも命の危険につながってしまう可能性があります。国内のほとんどのミルクメーカーも作りおきを推奨しておらず、「作ってから2時間に飲ませましょう。」「作りおきや飲み残しは与えないでください」と記されています。
ものすごく厳密に言えば、厚生労働省はミルクの作りおきを禁止にはしていません。医療環境などで、どうしても作り置きが必要な場合のガイドラインを提示しています(厚生労働省)。これにきちんと沿えば作りおきも可能ですが、前提としてガイドラインでも都度作ることが推奨されています。やむを得ない事情がある場合は、地域の保健師さんなどに相談してみましょう。
(あげる都度全部飲んでくれればいいのですが、ほとんど残すことも「よく」あります(笑)。なんで都度作らないといけないの?!!と怒って調べた結果、厚生労働省のガイドラインに行き着きました。面倒臭いけど、本当に面倒臭いけど、家庭ではあげる都度作ったの方が良いのではというのが個人的な見解です。)
まとめ
- 揃えるべきアイテムは、①粉ミルク、②哺乳瓶+乳首、③洗剤用品、④消毒用品、⑤お湯を沸かす道具(+お湯を保温する道具)、の5つです。最後の1つは家にあれば新たに買う必要はありません。
- 大まかな流れは、赤ちゃんが泣く→ミルクを作る【3~5分】→ミルクを飲ませる&ゲップ【10〜20分】→ 哺乳瓶と乳首を洗う&消毒する【〜5分】
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