【ミルク育児全般】必要な5アイテム(前半)

この記事は

✔️ミルク育児に必要な粉ミルク』『哺乳瓶+乳首の選ぶポイントがわかる!

✔️実際に使ったものだけ紹介します(いろいろあると迷うので…)

必須アイテム5選!【前半】

揃えるべきアイテムは、①粉ミルク、②哺乳瓶+乳首、③洗剤用品、④消毒用品、⑤お湯を沸かす道具(+お湯を保温する道具)、の5つです。⑤は混合育児や母乳メインであれば必須ではありません(また、家にあれば新たに買う必要はありません)。

まずはなんと言っても「粉ミルク」。液体タイプもありますが、便利な分料金も高いので普段使いにはオススメしません。次に、赤ちゃんに飲ませる専用のコップが「哺乳瓶+乳首」です。免疫の弱い赤ちゃんは専用のコップも清潔に保つ必要があるため、赤ちゃん専用の「洗剤用品、消毒用品」も必要となります。

また、生後数ヶ月は1日8回前後(!)ミルクをあげるので、「お湯を保温するポットや魔法瓶」も必需品。ミルクをあげる度にお湯を沸かしてもいいのですが、お腹が空いて泣いている時に沸騰を待つ時間ほどつらい時間はないのでオススメはしません(泣)。母乳メインであれば必須ではないと思います。

★①〜⑤のアイテムをいつ使うかは、こちらの記事(ミルクの作り方)をご覧ください。

①粉ミルク:オススメは「缶タイプ」、メーカーは何でもOK!

粉ミルクを選ぶ時に決めることは2つ、どこのメーカーの、どのタイプ(缶 or スティック or キューブ)にするか、です。結論を先に言うと、メーカーは日本製のものは全て基準をクリアしているためどこでもOK。タイプについては、あげる頻度が多ければ経済的な缶タイプを、母乳との混合育児であればスティックやキューブタイプもオススメです。

ちなみに、液体タイプもありますが、「価格が割高」と「量の調整が難しい」という点で除外しています。母乳メインという方や、防災用にという場合は検討しても良いと思います。ちなみに価格はどのくらいかというと、240mlで200円ちょっと。例えば「はぐくみ」の場合、大缶タイプであれば同じ容量で約80円、スティックタイプなら約150円となり、その差は大きいです。詳細は下記に記載します。

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(★別記事:1年間のミルク代を見て、大缶を使った時の予想総額がわかります。ざっくり計算してみてください!合計金額の2倍がスティックタイプ、2.5倍が液体タイプ。その差がはっきりします。)

メーカーは? 

メーカーもいろいろありますよね。結論から言うと、日本で販売されているものは国が決めた基準をクリアしているので何を選んでも問題ないです。味や成分に微妙な違いがあるので、赤ちゃんによっては好みがあったり、便秘になってしまったりすることもあるようです。まずは一定期間あげて試してみてください。

余談ですが、私は母乳をあげられないという謎の申し訳なさから、各社の栄養成分はめちゃくちゃ調べました。アラキドン酸、ラクトフェリン、シスチン、シアル酸…。そして調べに調べた結果…栄養成分はどのメーカーでも大差ないという結論に至りました。厚生省で基準が定められているからです(私の努力は一体…)。

「缶タイプ」って実は面倒臭い…それでも経済的!

粉ミルクには「缶タイプ」「スティックタイプ」「キューブタイプ」の3タイプあります(液体ミルクはここでは除外) 。冒頭で述べましたが、完ミなら断然「缶タイプ」がオススメ。その理由は明快、お財布に優しいから(笑)(エコらくパックがあるメーカーはそちらもオススメです)。でも、作るのはちょっと面倒臭いです。メリットとデメリットについてあげてみたいと思います。

■メリット😆
  • お財布に優しい
  • 量の調整がしやすい
  • (缶で遊び道具が作れる)

完全ミルク育児は、赤ちゃんが飲む分、ミルク代がかかります。一番飲む時期(1日〜1000ml)は特に、経済的な面で缶タイプがオススメです。また、あげる量の微調整ができるのも缶タイプのメリットです。(スティックタイプやキューブタイプも、商品によっては20ml単位で調整可能です。)

ちなみに我が家では、基本は缶タイプ、お出かけや夜間のミルク時にはスティックやキューブと併用していました。

■デメリット😓
  • 作る時ちょっと面倒臭い
  • 母乳メインの場合は、期間内に使い切れない(大体開封後1ヶ月以内と記載されている)
  • (缶の処分がちょっと面倒)

1つの缶を1週間〜1ヶ月かけて飲むので、個包装タイプよりも衛生面に気を付けます。具体的に面倒臭い(と思っていた)のは、ミルクを作る前の手洗い、計量スプーンを清潔に保つこと(都度洗って乾燥が推奨)、哺乳瓶に粉ミルクを入れる作業(飲む量が多くなると、缶と哺乳瓶を5往復以上しなければいけない)です。

ちなみに、大缶を開封後1ヶ月以内に飲み切れるのかどうかの基準の目安としては【1日に飲む量が200ml以上か否か】になります。200mlは粉ミルクだと26g、1缶約800gなので、毎日26g(=200ml)あげていれば、30.8日で使い切る計算です。エコらくパック(400g×2)があるメーカーであれば、1日100ml以上飲めば開封後1ヶ月以内に飲み切れます(生後すぐ〜12ヶ月の飲む量の体験談も改めて書く予定です)

ちなみに

私は、里帰り中はビーンスタークの「すこやか」、戻ってきてからは近所の店舗で売っていた森永乳業の「はぐくみ」に切り替えました。はぐくみは、大缶の他にエコらくパック(最初だけ専用の容器を買う必要あり)があったのでよかったです。

少し溶けにくいというデメリットはありますが、ネットでも店舗でも見かけることが多かったこと、応募シールを集めると子どもの名前入りの絵本がもらえること(完ミだったので3冊GETしました!)、値段も平均くらいだったことから、迷われている方は参考にしてください(^^)

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こんなに飲みました(笑)

②哺乳瓶:選ぶ4つのポイント(容量・素材・形状・乳首)

最初に言っておきます。めちゃくちゃ種類があります。特にネットで調べると種類がありすぎて、記事によってオススメも全然違うし、迷って迷って迷います。(私はそうでした…)

そこで選ぶポイントを3つ(哺乳瓶の容量、素材、形状、乳首)を紹介します。

容量:小さいめ1本、大きめ1本〜がオススメ

哺乳瓶のボトルの容量は70ml〜300mlと、幅広いです。成長するに従って飲む量も増えますが、小さめ120~150mlを1本(生後2,3ヶ月までメインで使用)、大きめ200ml~を1本〜3本揃えるのがオススメです。

基本的には「大は小を兼ねる」ので大きめだけでも大丈夫ですが、小さいサイズが1本あると、ちょっとあげたい時や水分補給としてミルク以外をあげたい時にも便利でした。あとは小さい分、重さも軽いので腕への負担も小さいです。

素材:ガラス製vsプラスチック製

哺乳瓶の素材としては、ガラス製か、プラスチック製、またトライタン製、シリコン製の4種類に分けられます。

何を重視するかによっておすすめは変わりますが、軽い・割れないという点を重視している場合は、プラスチック製をオススメします。ガラス製には、細かい傷がつきにくく清潔を保ちやすい(が重い・割れやすい)という特徴があるため、免疫力が特に低い生後3ヶ月くらいまではオススメ。私は、生後3ヶ月くらいまで「小さめ×ガラス製」をメインで、それ以降は「大きめ×プラスチック製」をメインで使っていました。(それぞれのメリット・デメリットの記事も追加予定)

私が里帰り出産した産院では、ピジョンの母乳実感と、母乳相談室が使われていました。楽天を見てもレビュー数はかなり多いので、よく使われていると思います。私は助産師さんにオススメされた「母乳相談室」を使いました。母乳メインのママ向けに作られたようですが、我が子は吸う力が強く他の哺乳瓶だと早く飲んでしまっていたので個人的には重宝しました(専用の乳首のサイズはSSサイズ(丸穴)のみです)。

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形状:個人的には広口タイプがオススメ

形状も、スリムタイプ(持ちやすい)や広口タイプ(洗いやすい)、独特な形状のタイプ(頭を寝かせない形状なので空気を飲みにくくなるなど理想的な授乳姿勢を実現する)など、様々あります。

個人的なオススメは、「広口タイプ」。粉ミルクを入れやすく洗浄もラクという理由です。ミルクを作る頻度&哺乳瓶を洗う頻度が多い場合は、このメリットは大きいです。真夜中、寝ぼけながら哺乳瓶に粉ミルクを入れるので広口タイプですらたまに失敗していました。(いわんやスリムタイプをや…)

全員へ😃 選んだ哺乳瓶の形状に対応している「乳首」は事前にチェック!乳首は成長に合わせ追加で購入する必要があるため、お気に入り保存しておくなどしておくと後で迷わないです。また、哺乳瓶によっては対応しているものはSSサイズのみ(=生後数ヶ月専用)というものもあります。

完ミの方へ🍼 3本以上哺乳瓶を持つのであれば、同じ哺乳瓶で揃えた方が管理しやすかったです(^^) 明らかに見た目が違うもの(例えばスリムタイプと広口タイプ)であれば大丈夫ですが、似ているけどそれぞれ専用の乳首を使う必要がある場合だと、間違って装着し隙間からこぼれてしまうこともあります。

乳首:哺乳瓶の形状に合わせたものから選ぶ

意外に見落としがちなのが、哺乳瓶に合わせた乳首を購入する必要があること。例えるなら、哺乳瓶がコップだとすると、乳首は専用のフタ。コップとフタのサイズ・形状が一致したものでないと隙間から中身がこぼれてしまいます。

乳首は消耗品で、赤ちゃんの成長(=吸う力等)に合わせて数ヶ月単位でサイズ(SS〜L)を変える必要があります。新生児の頃はSSサイズ、1ヶ月を過ぎたらSサイズ、3ヶ月頃からMサイズ、6ヶ月以降はLサイズというのが一般的な使い方です。哺乳瓶に対応した乳首の中から、サイズに合うものを選びましょう!

サイズ表記と一緒に目安の月齢も記載されているので、最初はそちらを基準に選び、実際に飲ませてみて調整するのが良いと思います。1回の授乳の目安時間は【10〜15分】なので、例えば5分で飲み終えるようであればもう少し出にくいサイズに変えたえり、20分以上かかるようであれば大きいサイズに変えたりして調整するイメージです。

まとめ(前半)

  1. ミルク育児に必要なアイテムは、①粉ミルク、②哺乳瓶+乳首、③洗剤用品、④消毒用品、⑤お湯を沸かす道具(+お湯を保温する道具)、の5つ ※⑤は混合育児や母乳メインであれば必須ではない
  2. ①粉ミルクを選ぶ際、メーカーは何でもOK。ミルクをあげる頻度が多ければ、経済的な「缶タイプ」がオススメ!
  3. ②哺乳瓶+乳首を選ぶ際、ポイントは「容量・素材・形状・乳首」。
  4. ③〜⑤は後半で紹介します!