【0〜3ヶ月】赤ちゃんって面白い!実は知らない赤ちゃんの生態①

はじめに: 赤ちゃんの不思議な世界をのぞいてみよう

赤ちゃんに関する意外な事実

 赤ちゃんのことって、意外に知らないことが多いですよね。例えば、赤ちゃんはいつから笑うようになるのかだったり、赤ちゃんが突然手を握ったり、ビクッと反応したりする理由だったり、知っている人の方が少ないのではないでしょうか。実はこれ、赤ちゃんが生まれつき持っている「原始反射」と呼ばれるもので、発達において重要な役割を果たしています。

 私も3人目の赤ちゃんを育てている真っ最中ですが、1人目の時は沐浴や授乳、寝かしつけなどお世話のことで精一杯で、そんなことを考える余裕なんて正直ありませんでした。3人目にして少し余裕ができたからか、赤ちゃんについて知りたいと思うようになりました。そして赤ちゃんの生態やメカニズムについて知る中で、1人目の時から知っていたらもっと育児を楽しめたかもしれないなぁと思うようになりました。だって面白いんですよ、赤ちゃんって!

子育て中に知るとちょっと楽しくなる情報

 そんな「不思議」で「面白い」赤ちゃんの世界をもっと知りたくはありませんか?この記事では、意外に知られていない赤ちゃんの原始反射や生態、そしてそれらがどのように赤ちゃんの成長に繋がっていくのかを紹介します。これを知ることで、育児がもっと楽しく、もしかするとちょっとした不安や疑問も軽くなるかもしれません。育児のヒントにもなるような赤ちゃんの魅力を、一緒に学んでいきましょう!

赤ちゃんに関するクイズ5選!

①赤ちゃんはいつから笑うの?

A. 胎内にいる時から!

そう。実はお腹の中にいる頃から、口角をあげてまるで笑っているような表情を見せているそうです。びっくりですよね。超超超ラッキーなら、妊娠中のエコーの時に見れるかも。残念ながら私は一度も見れませんでしたが…(笑)でも安心してください、生まれてからたくさん見れますよ!

この笑っているように見える表情は、『新生児微笑/生理的微笑』と言って、楽しくて笑っているわけではなく、表情筋がそういう形に動いているだけと考えられています。なぜ笑うのか、ハッキリした理由はわかっていないそうですが、【周りの人に可愛がってもらうため】という仮説を私は信じています。【表情筋の発達のトレーニングのため】という仮説や、【(レム睡眠=夢を見る睡眠と関連していることから)何か心地よい夢を見ている】という仮説もありますが、可愛がってもらうためっていう方が、なんかちょっと愛くるしく感じません?笑 

ちなみに、 眠りはじめに見れることが多かったです。動画を撮りまくって、笑っているところだけを切り取って保存して遊んでいました(笑) 撮り損ねた時の悔しさがある分、撮れた時の嬉しさが倍増したりして、結構楽しかったです。動画コレクションは今でもいい思い出です❤️

生理的微笑についてだけ書いたブログもあるので、もっと知りたい方はぜひ見てみてください!

②赤ちゃんが赤いのはなぜ?

A. 皮膚の厚さが大人の半分だから

生まれたばかりの赤ちゃんは、確かに赤かったです。皮膚が薄いのと、生理的に血が多い多血の状態にあるためだそう。だから「赤」ちゃんっていうのかー!と思ったら、これまたいくつか説があるそうです。韓国語を語源とする説(韓国語で「アガ」という言葉が「赤ちゃん」を意味)や、赤という言葉を語源とする説(「赤」という言葉には、「全く」や「無」という意味があり、赤ちゃんは生まれたばかりで何も知らない「無=赤」の状態である)など。

ちなみに、babyの単語の由来はbabe(babbleという単語の派生)だそう。babbleは赤ちゃんがバブバブと話している様子から来ているそうです。

③赤ちゃんの骨の数は大人より多い?少ない?それとも同じ?

A. 大人より約100本多い!

大人が約200本の骨に対して、赤ちゃんはなんと300本以上!骨の数が大人の1.5倍って驚きですよね。数が多い理由は体が大きくなるのに対応するためです。成長とともに複数の骨が合体するそうです。

例えば、頭蓋骨💀も赤ちゃんの頃はパーツに分かれているんですが、「頭(脳みそ)は大きくしたい・・・でも狭いところ(産道)を通らないと・・・」という悩みを解決するためなんだそう。しかも骨同士のつながりをゆるくして出産の時には位置をずらし変形しながら、狭い狭い産道を通っていくのだとか。それでも産むのは痛かったですけどね…!分娩の時に知っていたら、あの痛みも少しは紛れたかも?(そんなことはない?)

④赤ちゃんの足の裏にないものは何?

A. 土踏まず

そう、生まれたばかりではないんです。「土踏まず」は歩いたり飛び跳ねたりするために足の裏のバネが発達したもので、歩き始めると徐々に発達していきます。今しかない足の裏なので、足型をとっておくことをオススメします!

⑤吐きもどしが多いのはなんで?

A. 胃が未発達で小さいから!

赤ちゃんは消化器が未発達で胃が小さく、一度にたくさん飲むことができません。(だから1日何回も授乳が必要なんです)。胃の大きさは、『容量は出生時30~60ミリリットル(大さじ2~4杯分)、生後1か月で90~150ミリリットル(大さじ6~10杯分)』で、しかも『大人に比べて縦長の形をしており食道から胃への入口部分(噴門)の食道括約筋が未熟なため、逆流しやすい特徴があります』(引用:araubaby)だそう。

ただでさえ小さい胃に、母乳やミルクを飲む時に一緒に飲み込んでしまった空気が入ると吐きもどしに繋がることもあるため、「げっぷ」を促してあげているんですね(忘れた頃に出ることも多かったですが…)。吐きもどしはある程度は仕方ないですが、外出中はげっぷの時にガーゼを当てておく/吐きもどしが目立たない色の服にするのを強くオススメします。肩に名誉の勲章を負ったまま電車に乗るのは結構恥ずかしかったです。。。笑(滅多にない外出だからか高確率でやらかしました)

ちなみにある程度は仕方ない吐きもどしですが、噴水のように吐いたり、いつもと様子が違うときは病院で受診してみてください。

さいごに:まだまだ

赤ちゃんについて知ることで、日々の何気ない育児が少しだけ楽しくなる気がしませんか?「赤ちゃんって本当に笑うんだ!」とか、「もうミルクも時間?!でも胃がまだ100mlしかないからなぁ」とか。知ることで赤ちゃんのお世話が楽になることはないかも知れませんが、赤ちゃんとの時間がほんの少し、楽しくなるといいなぁと思っています。

原始反射など、今回は触れられなかった赤ちゃんの生態もまだまだあるので、何度かに分けて紹介しようと思っています。興味のある方はぜひ読んでみてください♩