この記事は
✔️これからミルク育児をするママ向け(どちらかというと完ミの方向け)
✔️ミルクに関連する数々の失敗を紹介しながら、失敗を通してたどり着いた境地(?!)を紹介! 具体的には、消毒方法や哺乳瓶の数、夜中の準備など、多少の独断と偏見も交えながら何がオススメか紹介します。
はじめに
2019年6月に第1子を出産し、完全ミルクで育てることを決めました。その選択から早1年・・・。(母乳で育てなかった理由はいつか書けたら書こうと思います。)
ミルク育児って揃えるものも多かったんですが、日常でやることも意外に多かった!生後4ヶ月くらいまでは1日8回前後ミルクをあげていたこともあり、ミルク関連で使う時間は何と1日3時間以上!もちろんミルクをあげる時間が大半でしたが、それ以外でも毎日のルーチンが結構あるある。。。(本当に3時間以上?という人は、下に内訳をあげました)
この記事では、そんな生活をずっと続けてきた故の数々の失敗と、失敗から身についたミルク育児を楽にする選択・テクニックを紹介したいと思います。
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- ミルクを飲ませる&ゲップ(20分×8)・・・10分〜15分が目安みたいですが、うちの子は吸う力も弱かったせいか時間をかけてそれはそれはゆっくり飲んでいました(汗)平均すると20〜30分くらい。数倍の量を5分経たずに飲みほす今となっては懐かしい…。
- 哺乳瓶を洗う(5分×3)・・・もっと詳しくいうと、「哺乳瓶を洗う➡️消毒する+消毒用の容器を1日1回洗う」の作業です。消毒方法はいくつが種類があるのですが、私はつけおきを選びました。哺乳瓶を洗剤で洗ったあと、1時間消毒液につける方法です。煮沸消毒だとその間ずっと台所にいる必要があるのでもう少し時間がかかるかも。哺乳瓶の数が多いほどまとめて洗えるので少し楽になります。
- ミルクを作る(2分×8)・・・ミルクは作り置きができないので、毎回「手を洗う➡️粉ミルクをいれる➡️お湯を入れる➡️湯冷ましを入れる➡️フタをする」この作業が必要。ミルクを欲して泣いている時は、この工程がものすんごく長く感じます。
- お湯を沸かす&湯冷ましを作る(2分×3)・・・1日3回、お湯を沸かして保温時間の長い魔法瓶に入れていました。
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では、まずは失敗の紹介から…(笑)「あるある!」「本当に〜?!」と思いながらぜひ見てみてください^^
ミルクを作る時にやらかした失敗たち
夜中のミルク作り
夜中のミルクはとにかく眠い。。。眠りが深いノンレム睡眠中にも余裕で起こされるので、めちゃくちゃ眠い時にミルクを作ります。故に失敗する回数は増えます(笑)では、どうぞ!
- お湯を自分の手にかける(哺乳瓶の中に入れているつもりでした。とにかく、すごく熱い)
- 哺乳瓶が足りない(昨日はこれで足りたのに…ということは結構あります)
- 湯冷ましが足りない(冷ますまで時間がかかります。目が覚めてしまいます)
- お湯を入れすぎちゃう(冷ますまで時間がかかります。目が覚めてしまいます)
- 湯冷ましを入れすぎちゃう(こぼれるまではセーフ)
- 粉ミルクをこぼす(朝になったら片付けると決心して寝ます)
- キャップがずれていて中身が出ちゃう(朝になったら片付けると…。場合によっては作り直し)
- ミルクを作っているうちに目が覚めちゃってそのあと眠れない(母子ともに。一番辛かったかも)
- 飲み終わった哺乳瓶の方にお湯を入れちゃう(寝ぼけてますからね)
外出中
数時間以上出かける時は、ミルク関連グッズを持参します。慣れるまで失敗をしていましたが、慣れた頃にはミルクを卒業していました(泣)皆さんは失敗をしないでください!
- 湯ざましを持っていくのを忘れる(冷めるまでひたすらあやします)
- 哺乳瓶を落としちゃう・割っちゃう(一人で持って飲むようになってからが注意)
- 飲み終わった後、ミルクが足りないと主張される(持ち歩くミルクは多めに)
- ミルクの吐き戻しで服が汚れる(少量の吐き戻しはよくあるので心配ないですが、帰るまで我慢するのは地味にダメージです)
普段のミルク
あるあるです。
- 作った量が足りない or 多すぎる(失敗しながらぴったりを目指すしかありません)
- 温度が熱すぎる or ぬるすぎる(飲む時の温度は40度くらい。必ず事前チェックを!)
- 腕が疲れる(あげる時の体勢は大事です)
薬液消毒
哺乳瓶を専用洗剤で洗った後に行う消毒方法は3種類ありますが、「薬液消毒」中の失敗です。見返してみると…こんなに失敗していたのかと自分でもびっくり。
- 哺乳瓶のつけ忘れ(1時間待たないといけないので、予備がない時は煮沸消毒にします)
- つけておいた哺乳瓶の出し忘れ(特に乳首は長時間のつけおきで痛むらしいので、ショックを受けます)
- 時間差で2本以上つけた時、どっちが1時間経っていてどっちがまだなのか忘れてしまう(結局待ちます)
- ミルクの洗い残しが原因で消毒液が濁ってしまう(気になるので取り替えます)
- 消毒液の入れ忘れ(水だけ入れて満足。でもこの失敗は2回だけです。)
- 乾燥用の容器をガッシャーン(つけ置き用の容器と、乾燥用の容器が必要なので、場所が取られます)
失敗から学んだ、効率的なミルク育児
【ゲップ】外出中なら、赤ちゃんの顎下にハンカチを
ちょっと面倒臭いですが、汚れてから後悔します。備あれば憂いなし。
【哺乳瓶の本数】完ミなら4〜5本あると安心
昼間なら本数が少なくてもそこまで支障はないですが、夜中のことを考えると最低3本は必須、4〜5本あれば安心だと思います(完ミの場合)。哺乳瓶の数=HP なので、HPが0になったら眠い目を擦りながら台所に行き哺乳瓶を洗って消毒して、そんなことをしているうちに目が覚めてしまって、ミルクをあげた後も眠れなくなって、ようやく寝れたと思った矢先に次のミルク泣きで起こされて…眠い、ということになります(経験談)。
【消毒方法】薬液消毒は哺乳瓶以外でも使える、煮沸消毒は準備する物が少ない、電子レンジは楽←オススメ
哺乳瓶を洗った後、免疫の力が弱い時期のリスクを下げるために消毒も行います。哺乳瓶の消毒方法は、電子レンジ消毒、薬液除菌、煮沸除菌の3種類があります。私は産院でもそうだったからという理由で「薬液消毒」を選びましたが、もしやり直せるなら「電子レンジ消毒」を選びます、絶対。
◆薬液消毒:哺乳瓶以外でも使える、でも手間だし場所もとる
いや、薬液消毒もメリットはいろいろあったんですよ?おもちゃや離乳食時の食器も薬液消毒に対応しているものも多かったですし、停電の時にも使えるし、(科学的根拠があるかどうか分かりませんが)電子レンジ消毒より殺菌力が強いし…。でも、先に紹介した失敗たちを見てもらえれば分かりますが、電子レンジ消毒と比べると手間だなぁと思います。
◆電子レンジ消毒:楽だし経済的だしいいことずくめ(主観)
電子レンジ用の容器は薬液数個分の金額で買えるので、お財布にも優しいです。私なら除菌後はそのまま保管ケースになるタイプを買います、あの頃に戻れるなら。(より詳細な消毒方法の比較は改めて書くかもしれません)
◆煮沸消毒:準備するものが少ない
昔ながらの方法ですが、家に大きめの鍋さえあれば何も準備する必要はありません。ただ火を使っているので近くで待たないといけないのは面倒臭かったです。薬液消毒や電子レンジ消毒は放置でいいですからね。帰省した際や、消毒し忘れていた時、あとは乾燥した哺乳瓶(夜中の準備用)がない時にやっていました。
【お湯】調乳ポット vs ポット vs ヤカン vs 魔法瓶
前提として、赤ちゃんにあげる時は40度前後ですが、粉ミルクを溶かす時のお湯は70度以上、ということを忘れないでください。飲ませる時の温度と同じ40度のお湯で作る、というのは絶対避けてください!サカザキ菌という乳児にとって危険な菌が死滅する温度が70度なので、WHOのガイドラインでも明記されています。ちなみに、100度でもいいの?と思うかもしれませんが(私は思った)、熱すぎるとヤケドしたり、粉ミルクの一部栄養素が影響を受けたりもするようなので、沸騰後は少し冷ますと良いと思います。
お湯を沸かす方法は、ヤカン(鍋)、ティファール、電気ポット、調乳ポット、魔法瓶などいろいろありますが、独断と偏見でオススメするのは【保温時間の長い魔法瓶】!多少の偏見も交えながら言うと、
✔️ヤカンはミルクの度に沸かすのは面倒、ミルクを欲して泣いている時に沸くのを待つ時間は苦痛
✔️調乳ポットは使用期間が1年もないから、なんかもったいない
✔️ティファールも電気ポットも電気代が結構かかる(ミルク以外に使うこと多ければ別)
といった理由です(笑)実際に使っていたのは【保温効力(10時間):72度以上】のもの。1日3回(1回は寝る直前に)お湯を沸かし入れておけば、70度以上保たれるという目算です。私は保温効力・丸洗いできる等の理由で「サーモス ステンレスポット 1.5L」を使っていました。
【睡眠】寝る前は、乾燥させた哺乳瓶に粉ミルクを入れておいたものを数本用意すべし
ミルクをあげる間隔が短い時期(夜中3回以上)は、乾燥させた哺乳瓶にミルクを入れたものを3本用意していました。この準備を制するものが睡眠を制す、と言っても過言ではありません!(笑)
✔️メリット
一番は、ミルクを作る工程の「短縮」。手を洗いミルクを計量しながら哺乳瓶に入れる作業を、カットできます。夜中のこの差はでかい(本当に)。まず、粉ミルクをこぼす失敗がなくなります。さらに作る時間が短くなるので、ミルクを欲して泣いている時間が短くなります(周りの人を起こさなくてすむ)。自分の目も完全に覚めないので次の眠りにスムーズに入れます。ちなみにミルク小分け用のケースなども売っていますが、哺乳瓶に移す工程と、朝ケースを洗う作業が必要なのでちょっと手間かも。
✔️デメリット
量の調整が難しいところ。前回あげてから結構時間が経っていると、飲み終わったあと「足りない!」と主張されたりします。これを避けるため、夜中に用意するミルクは、多めと普通の2種類を準備していました。前回あげてから結構時間が経っていたら多めをあげて…といった感じです。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!他にもいろいろ記事を書いていく予定なので、ぜひみていってください。
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